from ミヤギタスク
皆さんこんにちわ!今日は台湾の台中市という所にきております。目的は毎年8月に行われている「東アジア国際サッカー大会」の打ち合わせです。今年は、台湾の南投県と言うところで開催を予定しています。
今回のスポビジ大学のテーマでもあります「信頼関係を構築するために活用するノウハウ」ついて、初めて訪問した海外でのことも例に出しながらお話ししたいと思います。
まずは会いに行こう!
人は、やはり直接会ったり、握手をしたり、話す内容もそうですが、実物の人や物を見て信用や安心を抱きます。
丁寧なメールの文面や丁寧な敬語の電話もそうですが、やはり視覚的に見て確認したものの方がより具体性を感じます。
また、直接会い同じ時間を共有すると信頼関係も深まっていくとのことです。
今やITの時代で、世界中から仕事の依頼が来るから、なかなか現地までは行けないよぉ〜と言うあなた!
僕はこんな時代だからこそ直接会いに行きますよ。
だってメールで済む話をしに、海外から直接会いに来てくれたら嬉しいですよね?
会って信用してもらう、飲んで関係を深めることも大切なことなのです。
ちなみに今は台湾に来ておりますが、今回のミッションはまさにそれ!政府の方と顔合わせをして信じてもらうこと、それだけです。
でもそのおかげで、かなり具体的に話は進みましたし、予想以上の支援が期待できるほどになりました。
これは、メールだけで要件を伝えてるだけではできなかったことだと思います。
挨拶に気をつける
会いに行ったら挨拶です。まぁスポーツビジネスを行っている方なので、挨拶はイヤってほど叩き込まれていると思いますが、一応少し触れておきたいと思います。
「大きな声で、おはようございまーす!」はNG
野球部出身の方に多いのですが、とりあえず大きな声でって言う方がいます笑
もちろん大きな声がダメと言う訳ではないのですが、挨拶というのは相手のことを察するということが大切です。
一方的に自分が元気なことを主張するのではなく、相手の状況を察しながら、適切な声かけが重要になりますし、そうすることで信用していただきます。
常に、もしかしかしたら今会議中かもしれない。トラブルが起きてる真っ最中かもしれない、社内の誰かに不幸があったかもしれない。など心配りを忘れないようにしましょう。
察した結果、今お話しする状況ではないと思ったら、潔く担当者やクライアントにご挨拶だけをして帰りましょう。
結果、その様な気が散っている時に話した内容なんてまとまるはずはありません。
「せっかく来たのに〜」って言う思いはあると思いますが、大切なのは時間の短縮ではなく、ビジネスの話がまとまることなのです。
YES and !!
会いにいき、挨拶を済ませたら、いよいよ会話が始まります。
皆さんも経験あると思いますが、天気の話やオフィスの雰囲気を褒めてみたりと会話が進んでいきます。
相手との共通点を見出していくと言うのも1つのテクニックでしょう。
そんな会話のテクニックで私が皆さんにご提案したいのが「YES and 」と言うものです。
私が以前、NPO法人日本ファシリテーション協会で会長もされていた徳田先生に教えて頂いたものです。
これは、相手の意見にYESと同調し、加えてこうしたらどうか?と言う自分の考えも付け加えるというものです。
同調することで、相手は同じ考えである相手に心を開いてくれやすくなりますし、また真剣に自分の意見も加えることで、親身に答えてくれていると言う印象になります。
また、相手の意見が加わっていたとしても、元々は自分の意見に同調しての意見だったり、自分発信だったりするので、こっちの提案でもスムーズに受け入れるかもしれません。
例えばこんな感じ
相手「〇〇だと思う」
自分「そうですね!素晴らしい!こうしたらどうですか?」
相手「そうだな!じゃ君のところでは何ができる?」
自分「はい、我が社ではこういうことができます!」
相手「ではお願いしよう!」
という風に会話にリズムが生まれるので、話がポンポン流れると思います。
これは皆さん楽しい会話の時にやってますよね?
「ねぇ!旅行いかない?」
「いいね!東京は?」
「いいね!ディズニーも行きたい!」
「あー楽しそう!ホテルもいいとこにしよう〜」
「じゃいついく??」
と言う様な感じです。
では逆にこんなのはどうでしょう?
相手「〇〇だと思う」
自分「でも〜それだと厳しいんじゃないですか?こういうのがいいんじゃないですか?」
相手「でもなぁ〜それだと急いではいないからなぁ〜」
自分「でもうちも厳しいので、何とかお願いしますよぉ〜」
相手「では検討しておくよ」
と言う様な感じ。
どう言う印象を受けますか?
でも〜などのように、否定的な感じで相手の話を聞いていませんか?
それだとリズムも生まれませんし、否定的な意見からは前向きな話にはなりませんよね。
しかもこの場合、うちも厳しいので〜なんて、自分の都合を押し付けてますよね?
このように相手の立場を考えてあげるのも1つのポイントです!
相手も会社の立場と、自分の思いの中で葛藤してるはずです。
相手が個人としても、会社の立場としても賛同出来る会話を心がけましょう。
さて、今回は信頼関係を構築するためのノウハウということで、ビギナー編をお送りしました。
皆さんもどんどん飛び出しちゃってください!