from 宮城哲郎
あなたも一度や二度は聞いた事があるかも知れないが、
ビジネスでライバルよりも優位に立つ為には「差別化」が必須だ。
特に、現在の様に「自分達と同じ様な商品やサービスは皆無に等しい」
そう言われている時代において、
『いかに相手との違いを見せて、自分達の事を選んでもらえるか』
そういうことについて考え抜くことは、
スポーツビジネスに限らず、多くの分野で永遠テーマでもある。
今回は、そんな「その差別化をする為に必要な事」について、
コンテンツとしてまとめたので、あなたにもシェアしたいと思う。
違いを打ち出すのは難しい?
あなたが多くのライバルの中で選ばれる為に必要な事は、
【単純に他との「違い」を打ち出すこと】だ。
だが、簡単に「違いを打ち出す!」そうは言ったもの、
なかなか差別化が出来ないのもまた事実。
なぜなら「差別化を図る」為には、
いくつのハードルがあるからだ。
ハードル① まず、他との「違い」を作るのがそもそも大変。
このブログを読んで学ぶぐらいなのだから、
きっとあなたもこれまでにも。
「どうやって差別化をすべきか?」
ということは考えた事があると思うのだが、
果たして実際にうまくいったのだろうか?
多分、ほとんどの場合、
うまくいかなかったかもしれない。
もちろん、それはあなただけでなく、
実際には多くの人も同じ様に挫折するのだが。
差別化というのは、口で言うのと実際にやるのでは、
本当に違いがあることを、まずはこれを押さえないといけない。
なぜなら、この世の中であなたにしか提供できないサービスなんていうのは、ほとんど、ゼロに等しいからだ。
そもそも、このような状況のせいで、
他との違いを作る事が大変だということなのだ。
ハードル② 真似されてしまう
そして、2つ目の問題は、例えあなたが、
差別化に成功したとしても「簡単に真似されてしまう」という問題だ。
先ほどの「ハードル①」ほうでも伝えたのだが、
そもそも…
この世の中であなたにしか提供できないサービスなんていうのは、
ほとんど、ゼロに等しい
だが、もしも、その様なサービスが存在していれば、
その時点で差別化とかを深く考えずとも、
他との「違い」があることになるのだから、
そもそも差別化に困るという事は起きないはず。
特にスポーツビジネスにおいて、相手に実際に体験して頂かないと、
そのサービスが良いか悪いかすらも分からないという特徴もあり。
こればかりは色々な場所で話している通り、
「サービスの良し悪し」というもの自体、
相手の価値観による物も大きい。
つまり、現時点で僕らが提供できる差別化というのは、
無理矢理作った「違い」ということになってしまう。
・顧客を絞ったり
・分野に特化したり
・地域を限定にしたり
・競技を絞ったり
・カテゴリーを絞ったり
そのような細かい所を、
周りの競合やライバルなどを研究した上で
打ち出していくのだが。
例え、その時点では差別化出来ていたとしても、
ライバルに「うまくいってそう」と見られると、
まず間違いなく真似されてしまうだろう。
その対策としては…
- 圧倒的なNO1になり他の追随を許さない存在になる
- 新しい「違い」を打ち出し続けて、逃げ切る
- 積み重ねた年月をウリにしながら歴史で勝負する
このような方法を取る必要があるのだが、
それでも、やはり簡単に実現出きる物ではなく、
まるでイタチごっこなようなものだ。
相手にとってオンリーワンになる為には?
では、どうすればいいのだろうか?
それは、他とは違う存在になろうとするのではなく、
相手にとっての「オンリーワンになる」という方法を取る事です。
その為に、あなたが目の前の顧客にやるべきことは、
あなた自身の手によって、顧客に対して、
顧客自身がこれまで考えもしなかった、
新しい常識や価値観を伝える事。
これが、凄く重要だ。
多くの人にはそれぞれ価値観と言うものが存在するのだが、
それはあなたの商品やサービスに対しても同じことで。
顧客がこれまでの人生経験の中で、
あなたの商品やサービスに対して持っていた何らかの常識・価値観を覆し、
全く違う常識・価値観を伝えてあげるという事をしてあげることだ。
例えば、これまでスポーツという業界において、
「非営利でなくてはいけない」といった常識があった。
スポーツとは教育的要素が強く「ビジネスなんて言語道断だ。」
そんな価値観や常識があったはず。
そして、多くの専門家と呼ばれる人達も、
同様にそれを語るので。
「スポーツ=非営利」の常識がそこで作られる。
だが、僕の様に…
「きちんとあなたの価値を伝え適正な対価を得て下さい」
このような事を語るとどうなるか?
他に同じ事を主張をしている人がいないわけだから、
それが他のスポーツの専門家と僕の「違い」になりますよね?
それに、他の人が同じ事を言ったとしても、
その価値観を既に知っている人からすれば。
「その話はもう私の先生から習った。すでに知っている」
そういう事になるわけなので。
少なくともあなたの主張を先に聞いたお客さんが、
同じ主張をする人のところに行くという事は無くなるはず。
この様に、世の中には同じ様な商品やサービスが溢れている中で、
それでも、あなたの事を「他とは違うと思って頂く」ためには。
目の前のお客さんの価値観や常識の中に、
あなたが新しい価値観や常識を伝える事で。
「あ、この人は他とは違うな…。」
そう思って頂く必要があるというわけだ。
だから、その為にあなたがやるべき事は…
お客さんが、あなたの業界において、
どんな常識・価値観・信念・思い込みを持っているか?
※これ凄く重要。
それを調べる必要があります。
あとは、あなたのこれまでの知識やノウハウを駆使して、
顧客が知り得ない常識や価値観を伝えてあげる事で、
顧客にとって「オンリーワンの存在」になっていくことだろう。
ぜひ、今すぐ実践して欲しい。
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