from ミヤギタスク
先日人間ドックに行き、その結果を、
役場の保健士さんからフィードバックしてもらってきました。
そしてズバリいわれたのですが。。。
「ミヤギさん・・・少し体重落としましょう!」
と言われました。(笑)
「ではどうやったら痩せますか?」と聞いたら、、、
運動しましょう、食事を減らしましょう、お酒を控えましょう!ですって笑
「それって専門家のアドバイスか??」と思いながらも、
一つ気に入ったことがあったので、今日はそれについて。
「まず毎日体重計にのってみてはどうですか??」
物理的に、体重計への上り下りでカロリーが消費するとも考えにくい、
体重計と仲良くなったら、少なく表示してくれるというのも考えにくい、
では、なんで保健士さんはそんなことを言ったのでしょうか??
もちろんみなさんおわかりだと思いますが、
毎日その数字を見ることで、現状が良くないことを認識し、
日々の行動に変化を起こすため、欲求より理性を働かせる目的で、
毎日数字を見させるわけです。
では、みなさんは自分の会社やクラブの数字を、
どれくらいの頻度で見ていますか??
月に一度?
週に一度?
あまいあまい・・・
毎日必要です。
徹底しているところだと、お金の管理はもちろん、
商品の販売数などを1時間単位で見たり、
広告やマーケティングの効果の検証など、
ありとあらゆる数字を見ています。
スーパーなんかの生物を販売しているところは、
一番売れる時間帯に売れないと、そのまま在庫は処分されるので、
分刻みで割引シールを貼ったり、アナウンスで客にアピールをしたりします。
では、スポーツクラブはどんな数字を見るべきか?
もちろんクラブがどんな活動をしているかにもよりますが、
やはりクラブですので、会員の増減をしっかり把握しなくてはなりません。
しかし、ほとんどのクラブの規約で、
退会は月でまとめて翌月にという感じになっていると思うので、
毎日見てもさほど増減があるとは思えません。
ではどんなところを気にかけた方が良いのでしょうか?
まずは広告のアクションに対する反応です。
例えば体験無料というチラシを1万枚配布したら、
どれくらいの問い合わせがあるのか?
その問い合わせに対して何人が体験しに来るのか?
その体験者から何名入会するのか?
とても簡単にいうとこんな感じです。
実際、スポビジ大学の講師の方々は、
その配布されたチラシの精度をどうしたらあげるか?
どんなコピーに反応するか?どこで配布した方が良いか?
などなどさらに専門的にやっています。
また、新規入会だけのアプローチではなく、
会員さんの日々の行動や出席の状況などから、
退会の可能性がある方へのフォロー、そしてなぜ退会するのか?
という理由も徹底的に調べあげます。
そうすると、ミスマッチがなくなります!
つまり、そもそも辞めそう・長く続かなさそうな人を、
呼び込まないようにすることも大切なのです。
その人たちがどんなチラシやコピーに反応したのか?
結局大勢入会したが、
すぐに退会されては評判を落とすだけです。
そういうことがないように、これらをしっかり組み合わせ、
長く続けてもらえる人をしっかりと増やしていくことが大切なのです。
今回は、ほんの一部ですが、やはり「数字を見る癖」がないと、
なかなかスポーツでは食っていけません。。。
根性論や、上手くなったという感じだけでは、
会員さんは増えて行きません。
スポーツの結果ではなく、
経営の結果にしっかりと目を向けることです。
みなさんきっとスポーツは、何十年も続けてきたプロ並みの実力だと思いますが、
経営に関してはまだこれから勉強が必要だと思います。
こうして書いている僕ももちろんその一人です。
僕の場合スポーツも全然ですが(笑)
経営の学びに終わりはありません。
毎日毎日成長することが大切です。
そのためにも数字を見る癖を身につけましょう。
宮城亮
スポーツクラブ スポーツ教室などの先生業の方へ
新しいスポーツマーケティングの実践方法が学べます!まだスポビジ大学のメルマガに登録していない人は、下記のボタンより、無料メルマガにご登録下さい。スポーツ