息子の人生初の挫折と涙

スポーツ起業の仕方

宮城です!

本日は5歳の息子の運動会。

 

スポーツクラブの経営者の子だけあって、

スポーツは割と出来るほうだ。

 

かけっこは同世代というよりも、

たぶん幼稚園の中で一番速いらしい。

 

妻の陰謀か、最近はサンビスカス沖縄の

サッカースクールにも通わせていたそうで。

 

なんと、フェイントを駆使して

ドリブルシュートも決めるそうだ。

 

個人的にはサッカー以外の、

スポーツをして欲しいと思っている。

 

理由は単純、知らないスポーツだと、

余計な口出しをしなさそうだから。笑

 

でも、やっぱり息子が、

「パパ!サッカーしよう!」

そう言われるとちょっとだけ嬉しいのも事実。。。。

 

 

まぁ、とにもかくにも、

そんな環境で育った訳だから。

 

本人の中では、

運動に対する自信は物凄くあるのだが。

 

なんと、最近のかけっこの練習で、

初めてお友達に負けたそうなのだ。

 

原因は「油断」

 

小さな子によくある、

ゴール直前でのんびり走っていたら、

後ろから頑張る子に追い越されたそうだ。

 

幼稚園の先生達にとっても、

凄い衝撃だったそうで。

 

わざわざ、迎えの際に

僕に先生が伝えに来たぐらいだ。笑

 

さて、そんなわけだから、

誰よりも驚いたのは本人。

 

今まで、かけっこで負けた事なんてないわけだから。

プチ挫折を経験。笑

 

一応、その後に行なわれたかけっこの練習では、

また一位に返り咲いたそうなのだが。

 

この一度の負けの経験が、

本人の中に「本番前の緊張」を植え付けたわけで。

 

運動会前日もずっと、

「パパ、しんき(※息子の名前)胸がドキドキする」

そう言っていた。

 

5歳というのは年頃なのか、

異性である妻の前では強がっているそうだが。

僕の前では何度も弱音をはいている…笑

 

そういうのを目の当たりにすると、

親としてはどういう声かけをして良いのかが迷うわけだが。

 

一応、起業家としては、

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を応用し。

 

とにかく1位でゴールテープを切るイメージばかりを

一緒に想像しておいた。笑

 

実際に、僕もよく行なうのだが、

やはりイメージって凄く大切だからね。

 

さて、そんな一幕もあった中での運動会、

息子シンキがどういった1日を過ごすのかを、

ぜひ、親として見守りたいと感じた1日になる。

 

5歳の戦い

息子の出番は、すぐに訪れた。

 

うちの子が通っている園は、

4つのクラスがあり、それぞれに3つの学年でわかれている。

※ちなみに息子は年中さん。

 

最初の入場、全体体操の後に、

すぐに息子の出番が始まったのだが。

 

もう最初の入場の時点で、

息子の緊張がこちらに伝わってきた。

明らかに「ふわふわ」しているのだ。。。汗

 

正直、まだまだ子供。

長い人生、いくらでもこういった勝ち負けは出て来るので、

むしろ「今の時期でこういう経験をして有難い・・・」

 

最初、僕はそんな悠長な事を考えていたのだが、

息子の姿を見てそれは違うと思った。

 

そう、今、彼は必死で戦っているのだ。

5歳ながらに一生懸命自分と戦っているのだ。

 

緊張をほぐそうと、必死になって自分を鼓舞する息子。

※他の友達の応援をしている時の声のデカさが異常。

 

それを見た家族全員、運動会が始まるまでの心理状態とは明らかに変化したのだ。

「シンキ・・・頑張れ…」

 

万が一、勝てなかった時に傷つかないように、

僕も妻も、お姉ちゃん(長女)もウチの母も口には出さなかったが。。。

 

全員がこの言葉を心の中で口ずさんだことだろう。

 

そして、いよいよ息子の出番が訪れたのだ。

 

緊張の一瞬

 

息子のレースは、その学年の最後のレースとなった。

各クラスのかけっこの早い子達だけのレース。

 

アナウンスの先生も、会場をあおる。。。

 

ライバル達も目が真剣、

意気込みすぎて、よりインコースに入ろうと、

自分のコースではない場所にスタートを取ろうとする子もいる。

 

もはや、5歳の対決ではないし、誰が勝ってもおかしくはない。

 

息子は一番、外のアウトコース。

正直、親としては…

「おい、なぜうちの子だけが一番アウトコースなんだ!ハンデだ!」

という心の叫びがでてたぐらい。笑

 

そうこうしてるうちに、先生から声がかかる…

「位置について…、ヨーイ、スタート!」

 

一斉に息子達は走り出す!息子シンキは良いスタートを切った。

 

即座に外側のコースから内側に向って斜めに入り、

一気に他の子達を引き離す。

 

第一コーナーをまわり直線に入った瞬間に、一気に加速して引き離す。

 

隣りで見てたお姉ちゃんは。「しんき頑張れ!!!」と大声で叫ぶ。

妻の方は「シンキ、シンキ、シンキ、、、、」と悲痛に叫ぶ。

 

だが、まだわからない。

もしかしたらスピードが出過ぎてコーナーで転んじゃうかも知れない。

そう思った父親の僕は、固唾をのんで見守るだけ…笑

※マジで緊張してたんです。

 

しかし、その心配を他所に、そのまま最終コーナーもまわり無事にゴール!

そう、見事1位で息子はゴールしたのだ。

 

喜ぶ息子、そして宮城家。笑

 

でも、残念ながら負けてしまった子もいるので、

そう派手に喜ぶ事はしない。こういうのに勝ち負けは必ずあるから。

 

たまたまうちの息子が最初にゴールをしただけだし、

練習の順位が本番で起こる事が普通にあるのがスポーツだからだ。

 

みんな頑張った。そして嬉しそうな息子を見てホッとした僕。

 

その後、息子には笑顔が戻り、

学年の演舞なども他のお友達と協力してしっかりとこなしていた。

 

いつもの、明るい元気な息子の姿を見れて、

親としても本当に嬉しい限りだった。

 

でも、まだまだドラマは終わらなかった。

 

息子の涙…

 

最後の全体体操で、それは起きた。

 

園児全員で、歌をうたう時間。

 

歌のタイトルは「風と汗の金メダル」

 

その歌詞は…

あおぞらのした きみとかけっこドキドキしたね
れんしゅうよりもはやくはしれたきもちがしたよ

おうえんのおおきなこえありがとう
いつもこころにとどけてね

ひにやけたほっぺにはかぜのキス
「光る汗は…神様がくれた金メダル」

 

あおくさのうえ いっしょにダンスわくわくしたね
かぞくのかおをみつけたときはちからがでたよ

おうえんのおおきなこえありがとう
いつもこころにとどけてね

ひにやけたほっぺにはかぜのキス
「光る汗は…神様がくれた金メダル」
「光る汗は…神様がくれた金メダル

という歌詞なんだけど、

冒頭の…

あおぞらのした きみとかけっこドキドキしたね
れんしゅうよりもはやくはしれたきもちがしたよ

おうえんのおおきなこえありがとう
いつもこころにとどけてね

 

この箇所をうたっている息子の様子が変なのだ。

そう、めちゃくちゃ号泣しているではないか。

 

腕で涙をふいて、それでも大きな声でうたう姿に。

 

僕、号泣…

妻、号泣…

娘、楽しそうに一緒にうたってる。(笑)

 

これを見て僕は思った。

「息子なりに、本当に悩んでいたんだな」と…。

後で聞いたら、息子は練習で負けた時から、

かなりプレッシャーを感じてたらしい。

 

初めての敗戦、

周りからの期待、

次も負けるかもという不安。

 

僕ら大人にとっては可愛い出来事かもしれないけど、

5歳の息子には人生の一大事。

 

僕にとってはたかだか5年。

だけど息子にとってはそうではなかったのだ。

 

スポーツビジネスで僕らが売るべきはコレ

そう、そして半ば強引にスポビジ大学の主旨にもどるのだけど、

僕らのようにスポーツを提供する物にとって。

 

一番に、販売しなきゃいけないのは、

その効果とか成果というようなものではなく。

 

こうしてスポーツで得られる様な、

心理的な感情の部分、高揚感といったものなのだ。

 

そして、それが、きちんと自分達の提供するサービスに

盛り込まれていないといけないし。

 

何よりそれを「自分達が提供出来る」

ということを相手に伝えないといけないのだ。

 

今回、こうした自分の体験をとおして、

改めて息子の通う幼稚園には感謝したし。

お金以上の価値をもらっているなと実感した。

 

これって、僕もあなたもきっと、

学ぶ事があるよね?

 

今日は、息子の話をしたのだけど、

これって僕やあなたのお客さんも同じ様な想いをしているはずなんだ。

 

僕らは、それをしっかりと察知して、

そういった心理的な感情を理解していく事が重要なんだよね。

 

ということで、長くなったけど。

 

あなたがスポーツの仕事をしている事、

それは、あなたも今回の僕の息子の様な体験の支援をしている事に通ずる。

 

僕は、そういった体験をさせてくれる人達に、

お金を払う事に凄くほこりに思うし。

 

自分自身に照らし合わせても、

もっと精進しようと思った。

 

ぜひ、あなたも一緒に、今後さらにスポーツを通じて

たくさんの人達の人生をサポート出来る様なスポーツサービスを提供していけたら、

本当に嬉しいという想いをもって今日の記事は終了とする。

 

PS シャワーを浴びてる時の息子の一言

家に帰った後、息子とシャワーを入ってたとき。

息子がこう切り出した。

「パパ、しんき、最後の歌の方で目からたくさん汗が出ちゃった…」

ベタなフレーズだけど、なんともイケてるやつでしょう。笑

 

それでは…。

 

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ABOUT US

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宮城哲郎
スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。