障害者スポーツのビジネスチャンス

from ミヤギタスク

 

最近おかげさまで障害者スポーツ関連のお仕事を依頼されることが増えた
私と障害者スポーツとの出会いは、15年前の大学時代まで遡る。

 

全国的には電動車椅子サッカーが行われているが、
沖縄では車椅子サッカーという競技が古くから行われている。

 

車椅子をこぎながら、20号ほどの大きなサッカーボール
(通常のサッカーが5号球)を手で転がして行う競技である。

 

当時所属していたプロサッカークラブの選手達と参加したが、
毎日体を鍛えている選手達が全くと言っていいほど歯が立たなかった。

 

車椅子サッカーの選手達は、自らの体のように車椅子を使いこなしプレーをしており、
そのスピードに驚かされたことを今でも鮮明に覚えている。

 

その時に、障害者というのは”何か劣っている人”ではなく、
”特別な能力を持った人”なのだと思ったものだ。

 

こうして話をすると、まるで障害者に媚びているように聞こえるかもしれないが、
決してそうではない。

 

むしろ普通に付き合ったり、その障害をいじったりして、
周りの人に怒られることもあるくらいだ。(笑)

 

このように、障害者の方は、自分自信の生活をより良くするために、
その障害を克服すべく様々な力が身につく。

 

例えば・・・

 

目が見えない人は、手で文字を読んだり、
音で多くの情報を得たりする。

 

耳が聞こえない人は、サインで会話をしたり、
口の動きだけで何を言っているか理解する。

 

こういった普段の生活で身につけた特別な能力を活かし、
スポーツをさらに楽しんでいる。

 

この様な障害者の特別な能力は、
健常者の普段の生活やスポーツでも大いに活かされることがある。

 

耳が聞こえない人たちの”デフサッカー”では、
相手が近づいてきた音が聞こえないため、

 

より多くの視野を確保する様にボールを受けたり、
サポートも相手の視野にしっかり入る様にしている。

 

これを健常者でももっと当たり前にやれると、
チームのレベルが格段に上がることだろう。

 

では、スポーツビジネスにおいての
”障害者スポーツ”はどの様な関わりがあるのか?

 

もちろんここでは書ききれないほどの関わりがあるが、
日本ではまだまだ出来ていないことが多い。

 

そもそも”障害者スポーツ”をうちでも取り入れたい!
と声をかけられるが、

 

障害にも様々な種類があり、その重度も違うので、
一概にこれをやったらできる!というものはない。

 

だからこそ、基本として障害の有無にかかわらず相手を受け入れる、
相手が困っていることを察知する能力が大切だ。

 

その上で自社・自クラブが何ができるか、
何をしたいのかを見つけていくのがいい。

 

この障害者スポーツをサポートすることで、
新たなスポーツのトレーニング方法を構築することもできるし、

 

障害者スポーツ選手向けに作った商品が、
高齢者スポーツ向けに販売できたり、

 

障害者への対応そのものが、
企業のホスピタリティとして求められることもあるだろう。

 

今はまだ困っている人を助けよう!
みたいな要素が強い障害者スポーツだが、

 

そうではなくこの障害者スポーツで感じる様々な
不便なことや問題解決をすることで、様々なスポーツサービスが生まれると思う。

 

しかし、僕からすると障害者の側ももっと心を開いたり、
”僕は困っているんだ”というような気持ちをなくす努力が必要だ。

 

僕の持っている障害で得られた能力は、
世の中でどのような価値があるのかをもっと追求することが必要だ。

 

お涙頂戴の競技運営ではなく、
その価値をまずは障害者側も高める努力をすることが大切だと思う。

 

結局のところ、人それぞれの特徴なのである。
それをどう活かすかをスポーツ界全体で考えていきたいものだ。

 

あなたも、人助けとしてではなく
サービスづくり・サービス向上のきっかけとして取り組んでみてはどうだろうか?

 

新たなビジネスチャンスが訪れるかもしれない。

 

ミヤギタスク

 

 

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