総合型地域スポーツクラブの問題点とは?

from ミヤギタスク

こんにちわ!今日は台北行きの機内からお届けします。

今回の仕事は、国内の総合型地域スポーツクラブと台湾との交流事業の打ち合わせです。国内の総合型地域スポーツクラブもドンドン活動が活発になり、ついには海外進出を果たすクラブまで出てきています。来年も益々楽しみです!

便乗したいクラブさんご連絡待ってます!

 

 

では早速今日のテーマについてお話しします。

 

今日のテーマは、総合型地域スポーツクラブの問題点とは?というタイトルです。

 

まずはじめに・・・

 

「総合型という問題」

小さくビジネスを始めるには、やはり自社の得意な分野をまずは徹底的にやりこむことが基本です。「お菓子屋さん」や「ケーキ屋さん」ではなく、「アップルパイ屋さん」「スコーン屋さん」という様に、本当に得意なことをメイン商品にして、この商品に関してはあのお店だよね!という様に消費者に印象付けることが大事。

 

そこから、「あそこのアップルパイ屋さん美味しかったから、パンプキンパイも買ってみよう!」、「アップルパイに合う紅茶も買ってみよう!」という風に、その他の商品も買ってもらえる様になります。

 

しかし、この「総合型」というのは、いきなり「お菓子屋さん」「ケーキ屋さん」ではなく、さらにその上の「デパート」をいきなりオープンさせる様なものなのです。自分達が自信のある「アップルパイ」だけではなく、「冷蔵庫」も「洋服」も販売しないといけない様なものです。

 

家電の知識も、洋裁の知識も、食料品の知識もいきなり身につけなくてはいけません。

 

なので、自分たちが自信を持てない商品は安く販売するしかありません。

 

そりゃそうですよね!アップルパイ屋さんに携帯電話の機種変しに行く人なんていませんよね?

 

行く理由があるとしたら一つ、値段が破格に安いことです!

 

それと同じようなことが総合型地域スポーツクラブでも起きています。

 

自分が自信のあるサッカーの指導なら¥5,000、しかし自信のないバドミントンの指導は¥300というふうになってしまいます。

それでもっと悪いのは、せっかく自信のある種目でも、この価格差を見るとかなり高く感じてしまいますよね??そうして、自信のある種目もつられて価格を下げざるえなくなるということです。

 

なので総合型地域スポーツクラブの会費は、全国的にかなり安価に設定されています。。。

 

 

次に問題なのが「地域」

 

「総合型」というデパートを開くの100歩譲ってよしとしましょう。しかし、この「地域」というのが着くことで、この「地域」のニーズにあったデパートにならなくてはいけないというのがさらなる問題です。

 

上の例で説明すると、地域のニーズを調査したら、「家電」と「洋服」そして「餃子」が売れそうだ!だからアップルパイは特に作らなくてもいい!ということになります。

 

せっかく自慢のアップルパイを食べて欲しくてお店を出すのに、地域の人から求められていなければ、作ることができないのです!

 

もちろん明確に「ニーズがないものをやってはいけない」というルールがあるわけではありません。しかし、特に少子高齢化などが進んでいてる地域だと、どうしてもそうならざるを得ない状況があります。

 

 

かといって多くの人が、NPO法人の様に地域課題の解決を目的にクラブを始めたわけではありません。この辺りにも様々な問題があります。

 

自分が好きなことだけをすると総合型地域スポーツクラブではなくなるし、自分がやりたいことができる地域に行く!というのもなんだか違う感じだし。。。という話をよく聞きます。

 

組織のあり方を考えよう

I have a pen

I have a apple

Apple pen !!

 

I have a pen

I have a pineapple

Pineapple pen !!

 

Apple pen … Pineapple pen …

 

Pen-Pineapple-Apple pen !!

 

最近うちの4歳の子供でも歌うこの曲。

歌詞がシンプルだし、ただくっつけていくだけでかなり面白い(笑)

 

これを聞いててふと思ったことがある。

 

「総合型地域スポーツクラブ」も一緒だなぁ~

 

(それでは曲にのせてるイメージで読んでください!)

 

街に公民館~

僕のサッカースクール~

アッ~!!公民館サッカースクール!

 

公共施設~

よくいる卓球サークルのおじさん!

ウッ~!!公共施設の卓球のおじさん!

 

 

公民館サッカースクール… 公共施設の卓球のおじさん!…

 

卓球おじさんー公共施設ー公民館ーサッカースクール!!

 

 

ゴロが悪すぎ(笑)

 

何が言いたいのかというと、総合型クラブって言いながら、会員はそれぞれのサークルだけに参加している状況で、その複数のクラブが同じ名前を名乗り、助成金をもらうためだけに、くっついているという状況(これをPPAP現象と今後いうことにする笑)。

 

これって総合型クラブって言えないのではないか?ということ。

 

助成金が切れたタイミングで、これらくっついてたクラブが元の通りに離れ離れになったという話をよく聞く。

 

そうではなくて、一つのクラブとして活動するなら、他のサークルや教室の会員同士が顔をあわせることができ、サークルや教室以外でもコミュニティができ、クラブを通じてまた新たなコミュニティができていくなど、競技種目だけではなく、やはり同じ場所や空間を通じて会員が交流することができるのが理想です。

 

もちろんクラブハウスを持っているクラブさんであれば何の問題もないと思いますが、上記のように公民館での活動もしている、公共施設でもしているという状況になると、なかなか交流することができません。

 

そうならないためにも、クラブハウスを持っていないクラブは、工夫し会員が交流できる機会を多く作っていく必要があります。

 

サンビスカス沖縄でも、会場が違うスクール同士の交流大会、年代が違う同士の交流がはかれるキャンプなどのイベント、保護者同士が交流できるような健康教室、会員全体が集まれる正月イベントなど、手間はかかりますが、スタッフが協力してやってくれています。

 

なぜこのようなことをするかというと、それぞれの競技だけでは地域課題の解決ができないからです。

 

やはり自分が好きな種目のサークルに参加している会員は、地域の課題よりまずは自分の楽しい時間を目一杯楽しみたいはず!そこで、その時間は目一杯楽しんでもらい、交流イベントなどの機会を作ることで、他の種目をしている会員と体力を比較できたり、顔なじみになることで地域の子供達をみんなで見守れる環境になる。

 

みんなの楽しいスポーツ活動をつなぐ時間や場所で、地域課題にアプローチできるのがクラブのいいところだと思います。

 

 

同じクラブの会員でも顔も名前もわからないというのはやはり寂しいと思います。。。

 

 

このように、安価な価格で、苦手はことに取り組み、助成金をもらうためだけの仲間とクラブをやっていくのは不可能です。

 

このような問題にどう取り組んでいけばいいのか?

 

それはまた時間があるときに書きたいと思います!

 

PS スポーツビジネスに特化した情報、欲しくありませんか?

スポーツビジネスに特化したメルマガをご紹介!
色々と事例も書いてあるから、下記からチェックしてね!

↓ ↓

今すぐスポーツビジネスについて学ぶ