ロールプレイングゲームに学ぶコミュニティ運営の方法

from 宮城哲郎

アラフォー世代の僕にとってのゲームというのは、決して「ポケモンGO」ではない。※ハマっている人もいるとは思いますが…笑

僕らにとってのゲームと言えば、何と言っても「ドラクエ」です!

なんでも出来る主人公の「勇者」がいて、力自慢の「戦士」がいて、傷ついた仲間を回復させる「僧侶」がいて、魔法で一気にたくさんの敵を攻撃する「魔法使い」など、本当にバラエティにとんだキャラクターが存在する。
※細かく話すと、他にもいるのだけど…

それぞれに役割があり、どんな局面であってもそう簡単にはやられないわけだから、それがまた子供心に凄くワクワクした思い出となっている。

ちなみに、僕自身、自分のビジネスを作る時は、このドラクエの事を意識しながら組織を作っているのだが、それは秘密だ。。。笑

ゲームでの冒険においても、ビジネスにおいてもそうだと思うのだが、どのようなメンバー構成でチームを作るかによって、その成果は大きく変わるという部分は同じ事なのは言うまでもない。

違う特技を持っている人達が、互いの弱点を補いながら、自分の強みをいかに活かせるかという考え方は、実際の経営でも全く同じである。

今回は、そんな事を象徴するかの様な事例があるので、ご紹介したいと思います。

全員が指導員で形成された組織の破綻

これは、僕がスポーツクラブについて語る時によく話すネタなのだが、これから話すのは本当にあった話である。そのクラブは地域の指導員が集まって結成したクラブであり、それぞれの指導スキルを発揮し、地域のスポーツ環境に貢献して来た。

まだまだ、そういったスポーツ活動に対して補助が出ていた時代でもあったので、指導員達は謝礼金を貰いながらクラブの活動を盛り上げていった。しかし、その補助が無くなった途端に、このクラブは解散への道を辿る事になる…

誰も経営の知識を持っていなかった

今までは補助もあったので、各指導員達は自分達の教室を「ほぼ無料」の価格で開催したとしても、全くもって問題は無かった。

だけど、実際に補助がなくなると活動資金を捻出する為には、参加者から会費を取らないといけない。でも、今までは無料で受けられたサービスが途端に有料になるわけだから、多くの人達が参加を拒んだのである。

そうするとクラブには財源が残らない。本来ならば、この様な状況だと、お客さんを集めるマーケティングスキルを用いたり、管理会計の知識を持って、どのコストを削減し、いかにして利益を残すか考えたりと、組織を回す為に色々な手を打つ必要があるのだが、そういった事の知識・関心が全く無かった。

結果的に「補助が無いから仕方がない」という事で、組織は無くなったのだが、こういう事例というのはまさに、ドラクエで言う「全員攻撃しかできない戦士」ばかりのチームの象徴である。

確かに、スポーツというリソースを提供するプロだったかも知れない。だが、そこにお客さんがいなければ、そもそも事業自体が成り立たないわけだから、お客さんを集めるプロだって組織には必要だ。

お客さんを集めたら、そのお客さんの支払う会費を扱うプロが必要になるかも知れないし、そういったお客さんにより良いサービスを提供するサポートのプロだって必要だろう。

より多くのお客さんを集めるために、インターネットなどを活用するのであれば、インターネットの知識に詳しいプロが必要だし、単純にチラシなどの広告物を作成しようとしても、お客さんに自分達の価値を伝える為のプロだって必要だろう。

この様に、うまくいく組織というのは色々なリソースを持ったプロの集団であるため、苦境に立たされても乗り越えられる。反対に、同じ様なタイプの人が多くいたら、その人達で解決できない問題に直面した場合には一気に全滅してしまうのである。

勇者の仕事はたった一つ!

そんな事もあるので、組織には色々な特技を持ったメンバーが必要なのだと言いたいのだが、面白いのはドラクエも現実のビジネスでも、勇者(リーダー)は一人しかいないという事実。

ゲームで言う所の勇者という存在は、ある程度、力もあり魔法も使えたりと何でも出来る存在なのだが、そのスキルのどれをとっても専門とする職業のキャラクターには遠く及ばないし、それでも、この勇者という存在はゲームで唯一無二の存在であるから面白い。

では、このリーダーの役割とは一体なんだろう?それは「組織のミッションを明確にする」事である。「大魔王を倒して、世界を平和にする」と語りその目標を達成しようと旗を掲げるのが、ドラクエでいうところのリーダーの仕事であり。

これが現実のビジネスの世界であれば「自分達の組織をどのような組織にするのかという事を明確に発信する事」が重要な仕事なのである。

目標を達成するには、最初はなんでも自分でやる必要があるのだろうが、それでも徐々に同じ志を持つ、仲間を集めて自分以上に専門スキルを持ったメンバーを持って目標達成に向って行くためにリードするのがリーダーの仕事である。

これまで、多くのコミュニティに携わって来たが、この様な形でリーダーの掲げるミッションを達成すべく集まった専門家集団は本当に強い。

多少の困難なら、簡単に乗り越えてしまうし、困難の度にどんどん力強くなって行く様が見えるからだ。

もしも、あなたがコミュニティの運営を任せる事になったのならぜひ意識して欲しい事がある。それは自分のメンバーがどのような特徴を持った人材かを見極める事だ。

そして、それを組織の目標達成の為に、上手く導いて欲しいし、その手腕が期待されるのがリーダーである存在の宿命なのである。

それでも、ピンと来なかいのなら、ぜひ10日間だけ時間を取ってもらって、一度ドラクエに没頭するのも良いかもですよ???

では、応援しています!

 

PS あなたの持っているスポーツのスキルや知識、経験一本で生計を立てていく為の方法ってあるのですが、もし知りたいと思った方はぜひ、このリンクをどうぞ。

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