コミュニティ独自のポジショニングを築きメンバーを集める方法

from 宮城哲郎

突然ですが、もしもあなたが総合型地域スポーツクラブのマネジメントをされている方、もしくはスポーツの組織を運営する役職を任されている方でしたら、今回の記事はあなたのお役に立てるかも知れませんので、ぜひこのまま読み進めて下さい。

なぜなら、今回お話する内容は「自分達のコミュニティ(組織)の方向性を明確にするだけで、多くのメリットが享受出来る」ことをあなたにお話するからです。

先日、僕が経営する(1社)サンビスカス沖縄の事業関連で、ある会合に出席しました。サンビスカス沖縄という法人は、スポーツという分野での活動をイメージされる方も多いのですが、組織のメンバーの中ではスポーツの仕事をしているという感覚ではなく、どちらかというと。

地域の教育の問題や悩みを解決する為の法人

というセルフイメージを持っており、たまたま、スポーツという手段を持っているスタッフが多いのででスポーツ色が全面に出ているだけなのです。

ですから、そういうセルフイメージ、即ち「自分達の事をどう認識していているのか?」という部分で、スポーツではなく教育の問題だと皆が認識しているわけですから。

スポーツ以外の事案や提案を受けても、「いや、そんな事は自分達にはできないからやらない」という事もなく、結構すんなり、これらの事案や提案をあらたな事業として立ち上げ、会員の皆さんに還元する事が出来ています。

要するに、今回のタイトルにもある様に、自分達の組織(コミュニティ)って、どんなスタンスで活動をしているのの?ということを明確にするだけで、自分達の真に叶えたい方向に組織が向って行くということを知らないといけないのです。

今日は、それに関する事例をあなたにもシェアしたいと思います。

 

本来コミュニティにも価値観が存在する

人には、多くの価値観が存在します、それはすでに承知の事でしょう。自分の家族や友人だからといって、全く同じ価値観の人間ってなかなかいないものです。同じ様な部分もあれば、全く違う部分もあるのが普通ですし、それが健全なことでしょう。

組織にも、そういうのが存在します。

同じスポーツのサークルでも、楽しく健康的にプレーしたいコミュニティもあれば、競技的にガンガン勝利を求める事をするコミュニティもあります。なかには、スポーツの活動とは名ばかりで、休日にメンバーで遊びにいくのが楽しみといったコミュニティもあるぐらいです。

そういった組織間でのコミュニティの違いで、どれが良くて、どれが悪いとかそういうのは実はありません。ただ、1つ問題なのは、そのコミュニティのスタンスがはっきりしない事により、ちょっとしたトラブルも同時に招く可能性があるということです。

 

自分の価値観にあったコミュニティを探す人達

人の価値感も、コミュニティの価値観も、傍目から見るとどのような感じなのかを知る事は出来ません。実際に関わって初めて「あぁ、こういう雰囲気なんだ」と気付くのが普通です。

そして、ここからが重要ですが。

人は自分の価値感を満たせるコミュニティに属しようとする性質があります。

そのため、コミュニティの価値観が明確になっていないと、そのコミュニティを象るのは「様々な価値観を持った人」です。

コミュニティという物に対しての価値観がまばらであればあるほど、組織の中でのもめ事が増えるのは容易に想像出来るでしょう?組織の方向性が明確でないのなら、その中にいる人達の方向性をもって組織は左右されますから。

 

「辞めて頂いて結構です」

かなり前の話ですが、うちのクラブが誕生したての頃も、似た様な話が起こった事があります。それは、あるスポーツ教室の例なのですが、会員の一人が教室に対して、以下の様な事を要求して来たのです。

「うちの子供が代表選手になれるようなプログラムを実践して欲しい、他の子供達に合わせたらこの子は代表選手にはなれない。」

といった内容の要求です。

 

ですが、この記事の冒頭にも話した様に、僕等は「スポーツの問題解決」ではなく「教育の問題解決」という価値観の基に、全てのプログラムを作り上げています。

 

一時的な詰め込み式の練習メニューをする事はしないスタンスですし、むしろ逆で子供達がその年齢に応じた最適な運動経験が出来る仕掛けをどれだけ生み出せるか?それが結果的に長く、そして強くスポーツを楽しめる秘訣ということで運営をしています。

 

ですから、そういった部分を無くすのはコミュニティの価値観には反する事です。そうなると、両者では意見が食い違う事になります。

 

一応、こちらも教室のスタンスは丁寧に説明しますが、それでも向こうが納得いかないのなら仕方がありません。そういう人とは価値観が違いますので、その人の価値観を満たすためのコミュニティに行ってもらう様にしています。

 

結果的に、それが功を奏したのか、それ以降は「サンビスカスと言えば◯◯」という様な価値観が浸透し、その価値観を求めている人達が、真っ先に僕等を選んでくれる様になったという訳なのですが…。

 

ちなみに、ここで注して欲しいのは、価値観が違うから排除するというわけではない事は肝に命じておいてください。

 

人間関係でも、経営でも、なんでもそうですが「人と人」がするものですから、似た様な人もいれば、違う人もいます。互いの価値観を尊重しながら、それぞれの価値観が「活かせる場」にきちんと属する事で上手くいくと言いたいわけなのです。

 

うちのクラブを辞めた会員さんも、結果的に自分の価値感を満たす場所を見つけられて、満足をしていましたし、おかしな話ですが、こちらが誠意を持って伝えた事により、なぜか下の兄弟達はうちのクラブに属したという事も起きました。

 

この様に、その人の価値感が活かせる場というのが、【コミュニティ】の本来の姿であり、コミュニティを運営する存在として最も注意深く考えなくてはいけない事は。

  1. 「そのコミュニティの価値観をしっかりと明確にしているか?」
  2. 「そのコミュニティに属している人達が満たせる場であるかどうか?」
  3. 「価値観で集ったメンバーを幸せにしようと努力しているか?」

この3つを、常に意識することなのです。

 

特に、最初の「そのコミュニティの価値観をしっかりと明確にしているか?」という部分は、かなり重要です。これは、ビジネスに置き換えてもそうですが。

  • 「業界最安値!」と言ったら、値段で物を判断する人が多く集まります。
  • 「値段は高いです。ですが品質は自信があります。」と言ったら、品質にこだわりがある人が集まります。

要するに、あなたが日頃から何を「メッセージにして残しているのか?」それによって、あなたの周りのコミュニティも徐々に変化していくのです。

 

僕は日頃から「コツコツ、努力、行動」そんなキーワードを出しているせいか、それが重たい人はまず僕には近寄りません。笑※それにより友人も恐ろしく少ないです。

 

ですが、逆をいえば、僕の周りにいる人は、そういう価値観を善しとする人達です。自然と、毎日なにかしら行動をしようとする人に囲まれていますから、やっぱり刺激になりますし、何より心の底から「お疲れさま、また互いに頑張りましょう!」そういう言葉に溢れる人達ばかりの環境になります。

 

それとは逆のスタンスの人も、もちろんいるでしょうが、どちらが正解とか不正解とかではないのです。

 

コミュニティを作り、メンバーを集める時も同じです。そのコミュニティの長であるあなたが、どんな価値観を発信するのか?それこそが、結果的にそのコミュニティ独自の色となり。

 

「あなたのコミュニティと言えば◯◯」

この様に、独自のポジショニングを築き上げる事に繋がっていくのです。

 

ぜひ、あなただけが提供できる独自のコミュニティづくりを目指して頑張って下さいね。

 

応援しています!

 

宮城哲郎

 

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