スポーツイベントの成功事例~FIFA公認東アジア国際サッカー大会~

前回は、「マンチェスターユナイテッドサッカースクールをサンビスカス沖縄が引き受けたわけ」を解説し、その目的を明確にすることで、数万件のアクセス、数百件を超えるお問い合わせ、その後の事業拡大について説明をした。

 

今回は、イベントを行うことによって得られた「ポジション」についてお話しさせて頂きたい。

 

今回の事例は、タイトルにもある「FIFA公認東アジア国際サッカー大会」についてだ。

実は、この前回のマンチェスターユナイテッドとこのアジア大会は、ほぼ同時期に開催したイベントなのだ。(笑)

 

2014年7月28・29・30日と8月1・2・3日にマンチェスターユナイテッドのサッカースクールを行っている時、8月1日にアジア大会に出場する選手は台湾に向かい、2日から大会が始まった。そのため私は、8月3日イベント終了し片付けを済ませ、4日の朝一に台湾へ向かった。

 

まずは、このアジア大会についての説明

 

現在、台湾のサッカーといえば、国際大会などでもたいした結果を残してはいない。正直今は弱小国と言っても良いかもしれない。そんな台湾が、この大会を機に海外との交流を活発化させ、国内の若手選手にも国際大会の経験をさせることで、少しずつ国のレベルを上げ、そしていずれは台湾に未だないプロリーグを作りたい!という壮大な計画なのである。

 

この計画のお手伝いをするため、何年も前から我々は台湾を訪れ、具体的な大会の進め方について計画をしてきた。

 

第1回は、台湾の台中市で行い、地元台湾から2チーム、そしてソウル・広州・マカオと我らが琉球代表が参加したのだ。

 

この大会についての詳しい内容は、私や主宰の宮城哲郎氏のブログを見てもらうこととして、前回のマンU同様我々がこの大会に出る目的を先に述べておきたい。

 

我々琉球代表は、本当に沖縄が琉球と呼ばれていた頃に交流が深かった、アジアの国々とスポーツで繋がることによって、この地理的優位性を生かしたスポーツイベントの開催、スポーツツーリズムの誘致、スポーツコンベンションの誘致など、日本本土を含めたアジアスポーツのハブに沖縄をしたいと考えているのだ。

 

その為、今後台湾がプロリーグを開幕するのであれば、新潟がシンガポールでそれをしたように、そこに沖縄のチームも参戦させる想いでいるし、リーグ自体を国でなかなかプロリーグ化できない小さな国や地域のクラブを巻き込むことによって、より面白くそして多くの国や人種・人口に注目される大会にしていきたいと考えている。

 

 

その為、この東アジアでのポジションをどう取るかが非常に重要になってくる。このポジションというのは、参加国の中で、リードしていく存在なのか、中心となる存在なのか、尊敬される存在なのかということである。

 

この東アジア大会の様子は、日本でこそ県内2紙での報道で終わったが、現地のYahooではトップニュースに上がるほど注目を集めた大会であった。

 

大々的に行った開会式も現地のテレビ局や新聞・雑誌に大きく取り上げられることになった。

 

また、結果も琉球代表が2014年・2015年と2連覇することができたため、サッカーでは未だ日本がアジアのリーダーであることを証明できた。

 

それでは、具体的にこれらが何につながったのかを説明したい。

 

まずは、この2連覇したことによって、台湾のサッカー関係者に琉球のサッカーのレベルを印象付けることができた。この大会がきっかけとなって、その年から毎年、多くの中学生や高校生、大学生また女子チームまでもドンドン沖縄で合宿を行うようになった。

 

やはりその時に、沖縄県内での合宿の手配などを仕事で依頼されることも増えてきた。まさにこの大会を行ったことにより生まれたビジネスだ。

 

次に、台湾に精通しているイメージから、日本の会社の台湾やアジアでのビジネスのお世話をする仕事の依頼が来るようになった。これも、こう言ったサッカーや行政関係者との大会を通じた関係性と、我々を敬ってくれる現地のスタッフの努力の賜物である。

 

この様に、別の地域で新しいことを始めるときには、相手からどの様に見られるかが非常に重要になってくる。

 

・この日本人は台湾を利用しようとしているのか?

 

・この人たちは、台湾の活性化の為にきてくれた!

 

同じ台湾に行くことでも、上の2つでは大きな違いがある。特に文化も感覚も法律も全く違う国なので、契約ごとを行うにしても、お互いの信頼関係なしでは、一つも物事が進まないのである。

 

その信頼を築くために、僕は年に何度も台湾へ足を運び、世界中どこへでも行くようにしている。

 

上の2つを比べると、「利用しようとしている人」→邪魔者、「活性化のために来てくれている人」→先生、このように邪魔者と先生ではポジションが全然違う。ポジションが違えば、相手は話を聞いてくれたり、無視されたりと対応も変わってくるというわけだ。

 

つまり、自分のアクションが周りからどの様に感じられるかをしっかりと考えて行動することが、いいポジションを取ることにつながるということなのである。

 

僕も様々なクラブの立ち上げや、イベントの立ち上げについてアドバイスを求められることがあるが、うまくいっていない場合の原因に、最初のポジション取りを間違えているということが多くある。

 

一度こじれてしまうと、その後正しいポジションに修正しようとしても、周りはそれを許さなかったりして、さらにこじれることもある。

 

すぐになんでも行動することは本当にいいことだけど、一つの行動は必ずどこかで波紋を生むので、何か大きな動きをする前に、コンサルなど経験者に相談した方が良いと思う。

 

私は、コンサル業は専門ではない。その為私もコンサルを活用し、自分のイメージしている動きがどの様な波紋を生むのか、どの様なポジションに立つべきかを第3者の立場でアドバイスをお願いしている。

 

どんなに人間的に素晴らしいと思っている人でも、その人のポジションが悪いと、こちらも絡むことができない。サッカーでもGKを徹底マークしている選手なんかいないはずだ。

 

皆さんも自分のビジネスにおいて、お客様から見てどのポジションに立っているかをしっかりと考えた方が良い。売りつけようとしてるやつに見られるか、的確に困ったことを解決してくる人に見られるか、同じ売るという行動でも、成果は全く違ってくるのである。

 

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